前巻までのあらすじ 男の子がお兄さんに恋をして、女の子に脳移植されて男としてチームに参加するのだった（で、いいよね？）！ 少女の身体で、想いをクチにできないまま、それでもけなげに秘めやかに、少女少年はお兄さんのお役に立てるようがんばります ...

10歳ころだったかなぁ…　とにかく大昔のことです＾＾； 寒～い二月の夜おそく、お布団にくるまりながらいつものようにワタシは物語を夢想していました。 学校の図書室で読んだ「人魚姫」をモチーフにした物語です。 主人公は男の子 なんだかのイベント...

小学校にもあがっていなかった頃、おともだちのあきらｸﾝには二人、高校生くらいのお兄さんがいてとっても羨ましい存在でした。 「お兄さん」っていうのは、ワタシの知らないｺﾄをたくさん知っていて、なんでも上手にできて、頼りがいがあって、ピンチの時...

せっかく今までのお堅いお仕事から解放されたのですから、もはやワタシに「制約」の二文字は存在しないハズ…なのです。 たくさんたくさんあるハズなのです、やりたかったコト… でもでも、ｺｺﾛの奥底をﾑﾑｰｯと覗き込んでみると…なんだか見当たらない...

っと… ３月２１日付で、お勤め先のお屋形様から辞令を頂戴したのです。 年度末で晴れて自由の身の上なのです っていうか、苦節十数年 せっかくこれまでがんばってきたのに、春からは無職っていうかぷーなのです で、お仕事のコトとか先行きのこととか家...