いっこ前の記事についたコメントなど読み返していたら、遠い遠い10代の終りころを思い出してしまいました
18~20を過ごした深草あたり
20~22を過ごした七条大宮あたり
あのころ、ちゃんと自分のホントのココロに素直に生きることを選んでたら、もっと違った生き方ができてたんだろうなぁ
ヒトをこんなにも巻き込んで、哀しくさせたり不幸にしたりしなかったんだろうなぁ
ワタシ自身も、一番キレイに輝く時に、自分に見合った恋をしてたんだろうなぁ
鏡とにらめっこで今日のメイクを落としながら、もう決して返ってこない若さというものを寒々と実感する「あらうんど40」です
京都の秋の夕暮れは コートなしでは寒いくらいで
丘の上の下宿屋はいつも ふるえていました
僕はだれかの 笑い顔が見られることより
うつむきかげんの彼を 見つけたかったんです
ひもじい気持ちも あまりに寒いせいか 感じなかったようです
ただ たたみの上で 寝ころびたかったんです
やさしすぎる 話のうますぎる 彼らの中にいるより
うすぎたないカーテンのむこうの 裸電球の下に すわりたかったんです
彼はいつも誰かと そして何かを待っていた様子で
ガラス戸がふるえるだけでも 「ハイ?」って答えてました
その歯切れのいい言葉は あの部屋の中にいつまでも残っていたし
暗やみで何かを待ちつづけていた姿に 彼の唄を見たんです
湯のみ茶わんにお湯を いっぱいいれてくれて
「そこの角砂糖でもかじったら」 って言ってくれました
その時「ありがとう」と答えて うつむいたのは
胸が痛み出したことと 僕自身の後ろめたさと・・・
かわききったギターの音が 彼の生活で
そして 湿気の中にただひとつ ラーメンのこうばしさが唄ってたみたいです
不精ひげの中から ため息が少し聞こえたんですが
僕にはそれが 唄のように聞こえたんです
※一杯呑み屋を 出てゆくあんたに
むなしい気持ちが わかるなら
汚れた手のひら 返してみたって
仕方ないことさ
あせって走ることはないよ
待ちつかれて みることさ
ため息ついても 聞こえはしないよ
それが 唄なんだ
僕が歩こうとする道にはいつも 彼の影が映ってたみたいです
小さな影でしたが 誰だってその中に入りこめたんです
それから 彼の親父が 酔いどれ詩人だったことを知り
今僕が こうしてるから 彼こそ本当の詩人なのだと言いきれるのです
新しいお湯が シュンシュン鳴った時 ラーメンをつくってくれて
そして ウッディやジャックを 聞かしてくれたんです
それから僕が 岩井さんやシバ君と会えたのも
すべて この部屋だったし すべて 僕には唄だったのです
何がいいとか悪いとか そんなことじゃないんです
たぶん僕は 死ぬまで彼になりきれないでしょうから
ただその歯がゆさの中で 僕は信じるんです
唄わないことが一番いいんだと 言える彼を
※(くりかえし)
コメント
あのころは楽しかった。
で、今は?
「今を生きる」
生きるためには、あの「唐揚げ弁当」が必要だ(笑)。
あっ、そうそう
学び舎のスクールバス、運行会社が変更になっているぞ。
今は、天下の○Kグループのバス会社だよん!
>千葉っぷサマ
ん~、単純な懐古ってゆう意図じゃないのです
あのころは楽しかった…けど、もしあのころ、強がらず、ホントのココロのままの自分で生きるコトを選んでいたら、どんな生き方ができたんだろうって…
人生ってゆうヤツの残り時間とか、あたし達の世代ってそろそろ意識しだしたりするでしょう?
あたしにはもう輝く時なんてないんだろうなぁってね、ちょっと感傷気味な心持ちなんです
こんな気分の時は、藤森のお弁当屋さんの唐揚げですね^^
琵琶湖疏水の堤あたりをだらだら歩いて、夜食を求めて深夜の徘徊もまた楽し
直違橋通りの一福食堂の定食もおいしかったね
七条大宮あたりのひょうたん島とか麒麟亭なんかもなつかしす♪
あのころのあたしの身体、たぶん7割くらいが鶏肉で、残り3割くらいが生協の素うどんとジャンクフードでできあがってたに違いありません
もっかい食べに行きたいなぁ☆
訂正
君の体の50%が鶏肉で、30%が生協の食品。そして、10%がカラムーチョ、10%がFANTA。
取り戻せない過去を背負って生きるより、前だけ見て生きる方が楽だ。前を見ないのはもっと楽だ。刹那的を良い意味で楽しもう。
>ビバ☆メヒコさま
そうそう、忘れていましたね、Fanta
あれでビタミン摂ってたんですもんね^^;
カラムーチョで食欲を抑制して、食費も制限してたんでしたっけ
異常な食生活だったから、きっとあたしの骨の断面には、飢饉にあったヒトにだけできるという、年輪みたいのが刻まれているに違いありません
今、あたしダイエット中なんですけど、Max時から18kgほどおちました
あと10kg減らせば、お姫さまだっこしてもらえるようになるかなぁ…
「前を見ないのはもっと楽だ」
ステキな言葉ですね
これでも、後ろを見ながら後退している(つまり前進ね)つもりなんですケド、なかなかココロのコントロールは難しいものですね
飲んでるおくすりが少しは効きますように…